第5話 狙われた姫プリンセス・プリンセス第5話 狙われた姫 どこかの建物の一室に色々な女の子の写真が壁一面にある部屋があります。 部屋の中にカメラが置いてあるようです。 写真の中に姫3人組の写真もあります。 この世に舞い降りた天使だと姫の写真を見ながら言う男性はきっと見つけ出して見せるとまで言っています。 場所は変わって藤森学園。 バスケ部の応援に来ている姫3人組。 実琴は嫌々やっているという感じです。 シュートが決まったので見てくれたか聞く選手に、亨は素敵でしたと言い、裕史郎は格好良かったですよと言います。 笑顔ではなく、たた拍手するだけの実琴に裕史郎は仕事と言い、頑張れと言わせます。 次は俺が決めて見せるという選手達。 やっぱり姫達がいると活気が出るなと言う有定。 隣に坂本もいます。 2人の存在に気づく亨は坂本から差し入れと冷たい飲み物をもらいます。 亨達は室内だからまだ良いけど、外の運動部の応援が汗だくになるので嫌みたいです。 夏休みなのに大変だねと言う坂本に、裕史郎はどうしたのか尋ねます。 坂本は有定の方に視線をそらすと、有定が話し始めます。 次期生徒会長候補として夏休み中に覚えてもらうことがあるそうです。 笑うしかない坂本に、亨は大変だなと感じているようです。 不機嫌な実琴に、有定は呼び出して悪かったけど、夏休み中も仕事があるって言っておいたし、そういう顔はやめてくれないかと言います。 しかも、裕史郎が電話するまで姫の仕事を忘れていたようです。 そのまま忘れていたかったと言う実琴にそんなわけあるかとか、俺達だけに押し付けようたって駄目だとか言う裕史郎と亨。 次の部に応援しに行く時間のようです。 裕史郎は実琴の腕を引っ張って行こうとします。 有定はその前にファンデーションが落ち始めているようなので、姫専用化粧室で直すといいと言います。 そうしますと言う亨 有定は坂本に、姫達に付いていくように言います。 姫専用化粧室 前のメーカーの方がもちが良かったとか、透明感はこっちの方があるとか話している裕史郎と亨。 実琴はなんで男子高校生が化粧品に詳しくならなきゃいけないんだ!!と叫んでいるので、仕事道具だからなと言う亨と彼女にアドバイスしてあげるとかいいことがあるじゃないかと言う裕史郎。 実琴は恵さんはあんまし化粧が好きではないらしく、素顔が1番可愛いとか言う実琴。 「へぇ~、恵さんって言うんだ、実琴の彼女」 「素顔が1番素敵~、しかも彼女年上なんだって?」 「それじゃ、尻に敷かれて大変そうだな」 いい加減にしろと言う実琴。 もういいかなと様子を窺う坂本。 待たせてごめんと姫達は化粧室から出て行きます。 隠れて校舎に向かってカメラを向けている謎の男性。 廊下を歩いていた亨は何か感じたようです。 どうかしたのかと尋ねる裕史郎に、亨は誰かに見られていた気がすると答えます。 裕史郎が外を見ますが、誰もいません。 気のせいかなと亨も先に行ってしまった3人を追いかけて走っていきます。 姫達を写真に収める謎の男性。 家庭科室 中に入るとバラで埋め尽くされていました。 驚く姫3人組。 坂本は姫達に入らないように言います。 現場は保存しておかないといけないし、何か危険なものがあるかもしれないからだそうです。 坂本が有定会長を呼んでこようとテキパキこなすので、流石次期会長候補と言う裕史郎。 残りの姫も流石だと言っています。 生徒会役員達が部屋の掃除をしましたが、特に危険なものは見つかりませんでした。 衣装も無事で、部屋には誰もいません。 俺達に知らせたのは言い判断だったと坂本に言う有定。 他の生徒に知られたら、収拾が付かなくなっていたかもしれないからだそうです。 坂本はどうしたらいいのか分からなかっただけですと言います。 家庭科部員は休みで、名田庄の姿を見ていないので部外者の可能性もあると推測する生徒会役員達。 ストーカーかと推測もしています。 驚く姫3人組。 そうと決まったわけではないので、後は任せて、姫の仕事を続けるように言う有定。 狙われてるのは俺達なのに嫌だと言う実琴に、ここにいても何の役にも立たないんだから仕事だと言う裕史郎。 亨は誰かに見られている気がしたのはやっぱり見られていたんだと確信します。 どうしたと聞く有定に坂本がついさっき誰かにみられている気がすると亨が言っていたことを伝えます。 仕事は中止で寮に戻って待機するように言う有定は、坂本に姫達が寮に戻るのに付き添うように言います。 そして、まず家庭科部員に連絡を取るように言う有定は校内の探索もするように役員達に言います。 夜 昼のは何だと思う?と尋ねる裕史郎に、亨は単にプレゼントだったかもしれないしと答えます。 きっぱりそれはないと答える裕史郎に、何故そう言い切れるのか尋ねる亨。 姫への個人的なプレゼントは禁止されているそうです。 何故か尋ねる亨に、裕史郎はそうしなかったらプレゼントに部屋が埋め尽くされていると答えます。 それはそうかもしれないと感じる亨。 だとすると、亨が見かけた奴が犯人なんだろうかと推測する裕史郎。 亨は見たような気がするだけなんだけどなと言います。 実琴が今、何をしているのか気になる亨。 恋人に用事が長引きそうだと電話している実琴。 覗く2人。 「彼女に電話か…。やっぱり姫のこと話してないんだな」 そんなこと話せるわけないだろうと言う実琴。 「どうしてさ?彼女に隠し事するなんて良くないぞ」 彼女に本当のことが言えないなんて偽りの関係だと言う裕史郎と、そこまでしないと守れない関係と言う亨に、黙れと実琴は彼女のいない奴に何が分かると言います。 裕史郎は彼女に全部話していいんだねと言います。 実琴は土下座して謝ります。 分かればいいと言う裕史郎。 亨は夏休みもあと少しだし、彼女に会いに行きたかったら行ってもいいと言いますが、実琴は帰れないと言います。 ストーカーがいるのならば、周りにいる大切な人達まで危害が加えられるかもしれないと。 本当にその彼女のことが好きなんだなと裕史郎は感じます。 実琴は2人に彼女がいないのか聞きます。 募集中だと言う裕史郎と、今はいないと言う亨にナンパでも成功するだろうと言う実琴。 難破は当分いいやと答える裕史郎。 少し、亨が気になる様子の裕史郎。 夜が明けると、姫を必ず守ると有志の生徒達が集まっていました。 それだけのために実家に戻っていた生徒達が戻ってきたようです。 見張りの割り振りを考える生徒達。 ここもやられたんだと言う辻。 今朝、寮の玄関にバラの花束が置いてあったそうです。 家庭科室に置いてあったバラと同じなようです。 有定に連絡をもらって注意をしていたんだがと言う辻。 俺達の命に代えても守るので大丈夫だと言う生徒達は心の聖域を守るためにお慈悲が欲しいそうです。 お慈悲が何なのか分からない亨に裕史郎はアレだと言います。 姫3人組は「「「ありがとう、皆」」」と笑顔で言うと、生徒達は生きていて良かったと言ったりしています。 生徒会室 何か分かったのか尋ねる裕史郎。 部外者が立ち入った形跡がないと答える有定。 寮に届いた花束は花屋に聞いたところ、若い男が注文したもののようだったようです。 名前とか分かったのか尋ねる実琴。 そこまでは分からなかったそうです。 何も分からないも同じかと亨。 まだ実害がないが、どんな意図を持って花束を姫に贈るのか分からないようです。 単にプレゼントならば規則違反で済むと言っています。 有定が姫の時にも規則破りがいたそうで、お金持ちのお坊ちゃんが毎日毎日プレゼント攻撃で断っても恥ずかしがっていると勝手に脳内変換するような奴だったそうです。 その人とはきっちり話をつけたと言う有定に、恐怖すら感じている(?)姫3人組。 生徒会役員達は馬鹿な奴だったとか、世間知らずとか、身の程知らずとか言っています、 どんな話し合いだったのか知りたいような知りたくないような亨。 他の手がかりを尋ねる裕史郎ですが、全くないらしく、犯人を捕まえる手はあると囮を使っておびき寄せるのだそうです。 姫自身が囮になることになるが、何かあっては困るので護衛はつけると言う有定。 実琴は自ら、囮になると言います。 これ以上長引かせるのは嫌なんだそうです。 亨と裕史郎も囮をやると言います。 俺達は一蓮托生だと言う裕史郎。 廊下を歩く姫3人組。 何時出てくるのか分からないので気をつけるように言う亨。 姫お仕事頑張ってくださいと生徒がいきなり出てきたので驚く姫3人組。 お勉強頑張ってくださいと手を振る亨と裕史郎。 どうなっているのか向かいの校舎の屋上にいる役員に尋ねる裕史郎。 一般の生徒まで規制は出来ないと言う役員は今度から気をつけるそうです。 バスケ部、柔道部、野球部の応援に回る姫達。 夕方になってしまいます。 ベンチに座る姫3人組。 全くストーカー(?)が来ないので、本当に怪しい奴なんかいたのか疑問な実琴に亨は花束見ただろうと言います。 姫3人組をカメラに撮る謎の男。 シャッターの音に気づく姫3人組は振り返ります。 その謎の男はやっと会えたと嬉しそうです。 有定の確保と言う言葉を合図に飛び出していく生徒会役員達は謎の男を捕まえます。 大丈夫かと坂本もやって来ます。 取り押さえられた男性はアイドルにならないかと誘います。 「はぁ!?アイドル?」 その男性は株式会社Deen芸能プロダクションの代表代理補佐心得の浅野浩次と書かれた名刺を有定に渡します。 たまたま行った試合会場に凄く可愛い子が3人もいたので、ぜひデビューさせたいと調べていたそうです。 どうしても身元が分からなかったので藤森学園の応援に来ていたので、関係者かと思って見張っていたのだそうです。 姫の格好で応援する姿が写真に撮られていたので実琴は驚いています。 亨は鬘とか被っているからバレっこないから大丈夫だよと言います。 本当かと言う実琴に、俺を信じろと言う亨。 ほっとする実琴。 大量の花束のことを尋ねる有定。 しかし、花束の事は知らないようです。 学校の外で姫達が出てくるのを待っていただけで、何もしていないと言う男性。 誰があの花束を贈ったのか分からなくなってしまいます。 そこに花束を持った名田庄がやって来ます。 姫に花束を渡していく名田庄。 本物の姫と華が一体となって初めてインスピレーションが湧くと言う名田庄。 花は新しい衣装のイメージのためのものらしく、今までの衣装とバラを合わせたり、眺めたりしていたが、今一つだったそうです。 せっかく花束を寮の方に贈っておいたのに持ってきてくれないので買い直しに行ったりしていたと言う名田庄はイメージが湧いてきたので早速取り掛からないとと、デッサンに取り掛かりに行きます。 真相が分かってよかったねと言う坂本。 姫にご苦労様と、始末は任せるように言う有定。 「良かったな、実琴これで安心してデートが出来るだろう?」 「あぁ…ありがとう」 彼女とデートの意味が理解できない芸能プロの男性。 詳しいことは向こうでと、男性を連れて行く有定と生徒会役員達。 駅の改札に来ている実琴。 彼女の恵さんと待ち合わせのようです。 その様子を窺う亨と裕史郎ですが、近くで彼女の顔を拝もうとしますが、男にナンパされて2人の姿を見失ってしまいます。 怒る裕史郎と亨。 笑顔で彼女とデートしている実琴。 第5話完 ジャンル別一覧
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